収入から比較する大学病院と市中病院での研修はどちらがいいのか?

さて,前回は医局に所属した場合と市中病院一本でやっていく場合とどれぐらい収入に差が出るかを記載しました.

その時は,初期研修と新専門医プログラムを終了してからの収入を計算しました.

ここでは,初期研修医を大学病院と市中病院,どちらでおこなったかでどれぐらい差が出るかをみていきたいと思います

論拠ですが,厚生労働省のワーキンググループが2011年に提出した資料をもとにさせていただきますね

臨床病院における研修医の処遇の資料を参考ください

ここで提示されている平均年収をもとに話をすすめます.

2018年現在,大きく給与に変化はないと思いますが(働き方改革の影響で,市中病院の研修医の収入は減っているかもしれませんが),まあこういうこともあるんだと聞き流すつもりでみていただければ幸いです.

大学病院で研修を行なった場合

1年目だと3,074,172円 まあだいたい300万円ぐらい.手取りで250万円いかないぐらいですかね(2018年現在で)

2年目になると3,123,123円,だいたい310万円ぐらいで,手取りでやはり250万円いかないぐらいです

ちなみに大卒20歳代前半男性の額面年収は平均222.1万円,20歳代後半は260.3万円であることを考えるとまあまあの収入ですね

※学歴別資料より

市中病院の場合

1年目だと4,510,339円 まあだいたい450万円ぐらい.手取りで370万円ぐらいですかね(2018年現在で)

2年目になると 5,021,376円,だいたい500万円ぐらいで,手取りで390万円ぐらいです

だいたい40−50歳代の平均年収ぐらいになることを考えると研修医でもやはり高給取りですね!

ちなみにたすきがけコースを選択した場合は,多くの場合(もちろん例外もありますが),プログラムの基幹病院から給与がでると思いますので,大学でのたすきがけコースを選択しても,そこまで収支に差はないと考えます

結論

だいたい250万円近くの差が出ました.これを多いと感じるか,意外に多くないと感じるかは人それぞれです.

これを元手に投資をはじめるもよし,様々なことに使うことは可能でしょう.

ただ,研修の2年間は収入には代え難い貴重な時間です.あまり,収入だけで研修先を選択するのはおすすめできないでしょう.

そして,研修も市中では市中の,大学では大学でしかできない研修があり一長一短です.

地方の県で研修をするなら人のつながりを増やすためにも大学のたすきがけコースを選択した方がいいかもしれません.

地方の中核都市であれば,市中病院で研修しても十分大丈夫でしょう.

少しでも,いい医師人生を送れることを願って!

 

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研修医,大学院などを経て勤務医をしております 医療をおこないつつ投資を行なっておりますが,主体はインデックス投資になりつつあります